コロナ禍での気付き

コロナ対策 3 有用な非常識

昨日NYダウが3000ドルほども近く値を下げ市場取引にストップがかかった。

Wow世界経済は大変な状況だという、が一方でこれは絶好の機会と血をたぎらせておられるマネーゲーム大好きギャンブラーもいる。

そのように市場にあふれたお金によって金が金を生むマネーゲームのニュースが広く報じられている中で、コロナの感染で外出を控えるムードから飲食業を営なむ事業者は今日の日銭が入らずにっちもさっちもいかなくなってしまっている、インバウンドの観光客でにぎわいを見せていた観光地の商店や宿泊施設の事業者さんらの生活こそ売上の激減でここに来て大変な状況にある。

そしてクルマの部品を製造するような町工場、そのような中小零細の下請け事業者さんも大変だ。

前回の2009年のリーマンショックと今回のコロナショックの影響の違いはまさにこの点、末端の消費者の生活経済への影響が急激に拡大している所にある。

そしてリーマンの時に一般生活者の経済に及ぼす影響が消費生活者に来るまでにはそこそこタイムラグが有ったが、今回はいきなり川下底辺の消費者の生活を直撃している事である。

感染は既に日本全国津々浦々に拡大していると思う。感染はしたけれども知らぬ間に回復している耐性を持ち始めた人達も増えているはず。

若い人は保菌者であっても症状は出ない、少し出ても気にもならない程度の症状。それに検査をして白黒をつけた所でその感染者数の数字を見る国民の恐怖を煽るだけで感染拡大は防ぐ事はできない。

そんな中にあって、視点を替えてみれば今大切な事、それは元気な若者たちにはどんどん外に出てもらってレジャーや遊びに飛び出していってほしい。

お年寄りは今はじっくり腰を落ち着け感染対策に留意し巣ごもりで良いと思いますが、そんな若者を観光にレジャーに呼び込むプロモーションに産業界は積極的に取組めば良いと思います。

音楽ライブも野球観戦もアウトドアレジャーもええんじゃないですか。クラスター感染有っても良いじゃない、みんなで耐性を付けようぜっ!てぐらいの感覚、そのぐらい陽転志向でいく事で逆にコロナをぶっ飛ばせって世界を作れるのでは。

逃げれば追いかけてくる、開き直って堂々と立ち向かいはじき飛ばしてやれば良いんじゃないですか…

この陽転志向で進む事、これも経済と医療対策の有用な非常識になるのではないかと考える。

2020-03-17 ©Ichiro Haba
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