プラスチックはどうなる…

プラスチックはどうなる…の5

ideacoでは、これからこのサインのようにプラスチック全製品にこのようなサインを記して、徹底したリサイクルのアテンションを促していきます。

このリサイクルマークNo5とはポリプロピレンの樹脂を表すNo.です。

ポリプロピレンはもっとも耐薬品性の強い樹脂で家庭用品から医療器具迄多くの製品分野に使われています。

化学合成された様々な樹脂はそれぞれに特徴機能を持たせて開発されてきました。

耐衝撃、中空軽量、保水親水、撥水バルキー性、引っぱり強度、耐熱、耐光、耐摩耗。それらの多くの既存の技術はこれからまた新しいバイオプラスチックへと進化していく過程を向かえています。

プラスチック製品が安価で使いやすいことは私達の普通の人たちの生活に多くの恩恵をもたらしてきた事を忘れてはならないと思います。

ワンコインの100円均一も私達の日常生活を便利に豊かにしてくれています。

例えばideacoの傘立てに多く使っているプラスチックは2液性で硬化するポリエステル樹脂と炭酸カルシウム混合素材です。

その製造工程においての熱源の必要は無く気候変動の元凶と考えられているCo2の発生は一切ありません。

その事では大変サスティナブルな環境素材と言う見方も可能です。

大切な事は私達がそれらの道具を生活の中でゴミとしてどう扱うかと言う問題です。

それは私達自身の意識とインテリジェンスの問題であり道徳や倫理それら教育の問題であり、それはまた経済の問題でもあります。

その変革は作り手である私達もそして使い手である生活者もそしてそのダイナミックな変革を実現する権力を持った国家リーダーの務めでもあります。

環境問題、原発問題の解決への前進はトランプ迎合の安倍総理では無理でしょう。

将来世代を慮る事の出来る小泉環境大臣のリーダーシップに期待したく思います。

2019-09-24 ©Ichiro Haba
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