経済と環境

経済と環境 5

今僕たちデザインの仕事も家電やクルマ、インテリア用品、ファッションや鞄や靴などあらゆる製品のデザイン、パッケージのデザイン、グラフィック広告デザイン、企業のCIデザイン、サービスブランドのデザインなどデザインと言う概念も過去のような分野分野に仕分けされたものではなくなっています。

今までの常識の延長線上には未来は無いし、未来を描く事が出来ない、これは様々な大企業のトップクラスの方々がこれから先の未来が見えない、自分たちは今や死に体の状態にあるとおっしゃっておられるようにその変化は道のない所に新しい道が生まれるという変化でそのスピードは一瞬にして今までの常識が常識でなくなるというイノベーションが活躍する時代であります。

デザインを捉える今のキーワードもデザインシンキングと言う発想・情報の組み合わせによって描かれる視点が新しい技術を取り入れてビジネスをデザインするというビジネス・テクノロジー・デザインと言う3つの分野にまたがり構想して生まれでてくるクリエイティブの実践が求められています。

唯そこには、必ず持続可能な社会実現のコンセプト、環境に対する配慮と視点の要素を持ち得ていなければこれからの社会に存在する価値はありません。

新しい事業と環境の関係、デザインと環境との関係はどちらが主という事は無く新たなテクノロジーで実を結ぶという関係を描いていけるかどうかに今後の私達のチャレンジがあると考えています。

2019-11-26 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす