新生活様式がもたらすもの

新生活様式がもたらすもの stage5

Eコマースの物販サービスDtoCビジネスモデルへの流通業の変革がリアル店舗の閉店が拡がる中で相対するように大手企業から中小零細まで大流行りですね。

DtoC/direct to consumerメーカーさんがネットショップを立ち上げて直接消費者に販売する。こう呼ばれている業態は従来の楽天・Amazon・ヤフーといったマーケットプレイスで商品を販売するのではなく自前でお店を作ってネット上に直接消費者に販売する完全直販の垂直統合ビジネスモデルです。

楽天やアマゾンの出店販売では広告費や物流管理費、事務費用など結構な利益を提供する必要があります。自社サイトならそのマーケットプレイスが収入とするその利益分を消費者に還元できるというニトリさんばりのお値段以上の実現が可能になります。

コロナの影響もありソーシャルネットワークSNSの進展とともにこのような状況に物販ビジネスモデルはその変化を加速させています。

最近よくあるパターンがまずクラウドファンディングを活用しお店立ち上げのスタートアッププロモーションを実施する、情報発信を行うとともに自分たちの製品の人気度パフォーマンスをチェックしながら宣伝にも活用するというクラウドファウンダーの手法が定番化しつつあります。

あとよくあるのがフォロアーを何千人かいらっしゃるインスタグラマーさんにお声掛けを行い自分たちの製品を使ってもらいその画像や映像をSNSで発信してもらう。そのインスタグラマーさんからの紐付けで販売につながった売上に対しコミッションを提供するというアンバサダー契約が世界的に拡がっています。

インスタグラムで頑張っている僕の友人には米国よりアンバサダーの勧誘が先日ありました。それは販売価格の30%もの報酬が歩合で入るという勧誘です。流石コミッションビジネスが定番化している米国、そこにもまた新しいインターネットビジネスのカタチがどんどん情報技術の進展とともに進化しています。

そこに今度はまた5Gという情報通信環境が拡がりを見せればこれがまた新次元のビジネスモデルが生まれ仕事のスタイルや生活の仕方の変革を加速させていきます。今はそれら情報のアンテナを思いっきり張って創造力を持って新しいチャレンジに個人も企業も行動を起こす時にありますね。

2020-06-26 ©Ichiro Haba
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